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労働と時間

以前noteに投稿した記事。

無職は暇すぎて辛い。1か月ニートやってたけど暇すぎておかしくなりそうだった。
こんな声をツイッター上でよくみかける。
まあ、社会的に見たらいたってまともな部類に入る人たちだ。
人並に働いていた人たちで、決して私のような無能とは異なる。
私の場合は、根っからの怠け者で毎日ハードに働くということはとても耐えられない。ぼんやりと1日中過ごす方が好きた。なので暇すぎておかしくなるということはない。
本題に入ろう。今回は労働と時間について。
正社員の場合、当たり前かもしれないが週5日40時間以上は最低働く。
なので自由に使える時間はほぼ土日に限られるだろう。
だが、週5日のたまった疲れをたった2日で完全に癒すことができるのか。
私が小学生の時、週3日休みにしてほしいと思っていた。日曜日の夕方がかなり憂鬱だったからだ。
正社員として働いていたころもそんな感じ。
20歳の時に警備バイトをしていた時に、自由にシフトを組むことが可能だったので、週4日勤務にしてもらった。
火曜日、土曜日、日曜日を休みにした。月曜日の次は休み。
憂鬱な月曜日を乗り越えるための最強のシフトだった。

正社員としてフルタイムで働くと、かなりの時間を消費する。疲労やストレスをため精神を病んでいく。
お金はある程度もらえるかもしれないが、使える時間は少なくストレス発散のために使う人が多いらしい。
税金の高い酒やたばこに手を出す人もいる。仕事のストレスが減るからという理由で。だが、かなり健康を害する。
正直言ってかなりもったいないと思う。なぜそんなにストレスのかかる仕事を自分の貴重な時間を使って消費しないといけないのか。しかもそのストレスをなくすために、お金まで使って健康を害してまで。
本末転倒だ。お金のために働いているのが、働くためにお金を使っているようなものだ。
無駄にストレスのかかる仕事は捨てて、お金ではなく貴重な時間を取り戻そう。
正社員じゃなくても、生きている人はたくさんいる。

 

年収90万でハッピーライフの著者の大原篇理さんは、高い生活水準を維持するためにたくさん働くという考え方を否定して、週2日のみの労働で必要最低限な生活費を賄っている。残りの5日は休み。貧乏ながらも時間がたくさんありあまりストレスのかからない生活を送っている。
趣味は読書と散歩。大原さんはお金をかけてまで欲しいものは特になく、お金よりたくさんの時間が欲しいタイプだ。

 

山奥ニートやってますの著者石井あらたさんもほぼ同じ考え。大原さんと違うのは共同のシェアハウスで暮らしていること。
山奥の古い校舎でニート仲間数名とともに暮らしている。
必要な生活費は、毎月約2万。激安。
古い校舎は当然家賃がタダ。集団で暮らしているのでコストがかなり低く抑えられているのだ。仕事は単発の仕事をして収入を得ているらしい。

 

まあ、まとめるとたくさん労働してたくさんお金は得られるかもしれないが、貴重な時間をたくさん消費するよりは、必要な生活費を削れるところまで削り徹底的に無駄を省き、少ない労働でたくさんの時間を確保することが大事だということ。
仕事をしない分、ストレスはかなり減り無駄なところにお金を使う必要はなくなるのだ。
究極のシンプルライフ