ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 MENU

読書

近衛文麿黙して死す 塗り替えられた戦争責任

あくまでも素人が本を読んで書いた記事です。誤りがあるかもしれません。鳥居民氏著作。 近衛文麿は、日米開戦前の総理大臣だった人物。戦後、マッカーサー率いるGHQにより戦犯として逮捕されることになるが、その前に自殺してしまった。文麿という名前から…

尾道に消えた女

西村京太郎著作。日下刑事の妹が尾道の観光船から突き飛ばされ、その友人の林ユキが他殺体で発見され…。とある旅行グループが林ユキの死に関わっているらしい。 尾道といえば林芙美子の故郷で、放浪記の舞台。作中でも、放浪記の文章が引用されている。林芙…

十津川警部 北陸を走る

西村京太郎著作。1枚の写真が引き起こした連続殺人事件。なぜ普通の何気ない写真が、連続殺人事件を引き起こしたのか。とある人物からすると大量殺人をしてまでも、消し去りたい代物だった。ある過去の犯罪の真相を闇に葬るために。匿名の手紙を投稿した主は…

萩津和野に消えた女

あいつが女に犯してしまった愚かな行為。その関係上絶対にしてはいけないものだった。その行為が原因で、次々と殺人事件が発生。あいつの候補として次々と浮上する、恋人の白井、レイプ犯とされる男たち。否、この男たち以外に誰もが知る、恋人の日高以上に最…

年収90万円で東京ハッピーライフ

大原篇理氏著作。仕事が全くできず、都心近くの家賃のバカ高いシェアハウスから引っ越し、多摩にある家賃2万8000円の安アパートへ。週に2日介護の仕事をして必要な生活費を稼ぎ、残りの5日は自由に過ごす。有り余る膨大な時間に何をしているのか。読書と散歩…

十津川警部 裏切り

西村京太郎著作。私が初めて読んだ西村作品。小早川警視は、デスノートでいう夜神月みたいなやつ。 優秀で自信家。違法な手段を使って犯罪者を成敗し、自分を神だと思う辺りがよく似ている。 タイトルの裏切りとは、小早川が歌舞伎町市民や友人の十津川、同…

堕落論

青空文庫で、坂口安吾の堕落論を読んだ。敗戦後、人々は堕落していた。特攻隊員だった人が闇屋を始めて、戦争未亡人だった人が売春をしている。戦時中では美しいとされる存在だったのが、卑しい存在に。だが、安吾はその堕落は決して間違ってはいないと主張…

千葉からほとんど出ない引きこもりの俺がルーマニア語の小説家になったお話

略して千葉ルー。 大学卒業後、千葉にある実家の子供部屋で引きこもり生活を送ってきた著者が、あるルーマニア映画に出会い、ルーマニア語に強く惹かれ、独学でルーマニア語を学び、SNSを通じてルーマニアの著名な監督や小説家と親交を深めていき、1度も現地…

アンネの日記を読んでみたが挫折した。

アンネの日記 図書館から借りてきて読んでみたが、300ページぐらいで挫折。 第2次世界大戦中、15歳のユダヤ人の少女アンネが、ユダヤ人を迫害するナチスから逃れるために両親と姉と隠れ潜んでいた生活を日記としてつづったもの。 まあ世界中でベストセラーに…