必要な生活費を削れば削るほど、必死こいて働く必要がなくなる
今日は、午前7時に目が覚め、12時ぐらいになると再び熟睡。
午後5時前に起床した。
怠惰な生活はますますひどくなるばかり。このままではヤバい。廃人寸前だ。
学生時代と比べて体力もどんどん衰えている。
この間、自転車でウーバーイーツの配達をしたのだが、2時間ぐらいでへとへとになってしまった。
年を重ねれば重ねるほど、どんどん体は衰えていく。
怠惰な生活を送れば、さらに衰えは加速していくだろう。
どうすればいいのか。難しいな。
19歳のころ、仕事が長続きしなくてひどく悩んでいた。
高校卒業後、とある飲料製造関係の会社に就職したが、1か月で辞めてしまった。
その後、バイトを転々。
作業ミスを繰り返し、社員やパート連中から怒鳴られ、同僚からは見下され馬鹿にされることが多く、メンタルにくることが多かった。
それでも必要な生活費分だけは稼ごうと、自分でもできそうな単純作業の日雇いを月に5日程度行った。
ショットワークスから応募して、のちに登録した派遣会社から直接お仕事紹介のメールが届くようになった。
日雇いでも、プラカードが一番楽でストレスがなくありがたい仕事だった。
基本的に看板をもって立っていればいいだけなので、何もせずにお金がもらえるありがたい仕事だ。
普通の仕事だと、また叱られるのかと思い、その前日に鬱になってお腹を壊すことが多かったのだが、プラカードだとそうはならず、最高だなと思った。
ティッシュ配りも楽だった。
成田、ユーカリが丘、成東、津田沼などの携帯ショップの店舗などで複数回やったことがあるが、ノルマはなく、6時間やるだけで日給が1万以上もらえたので最高だった。
ティッシュ配りは、人と接することが多いのでコミュ症には向いていないと思われがちだが、わたしでも簡単にできたのでお勧めだ。
基本的に、ティッシュはいかがですかといって、通行人に渡していけばいいだけなので、複雑なコミュ二ケーションは必要ない。
無論、日雇いのほとんどは軽作業が多数。
なのでいろんな軽作業の現場に勤務した。
最近では、冷凍倉庫での食品の積み込みや、食肉加工工場で食肉を運んだり、しらたきを洗って専用の容器に入れたりなど。
ゲームセンターの地下1階の作業場で、景品の箱詰めをひたすら行ったこともある。
去年までは頻繁にウーバーの配達をしていた。
自転車をこいで、配達バックを背負って品物をお客さまに届ければいいだけなので、プラカードに次いで超簡単な仕事だ。
だが、最近は自転車ではあまり鳴らないので不満だ。
バイクは需要があるみたいだけど、自転車と比べて値段が高く、維持費が結構かかるので嫌だなと思う。
最初はバリバリ働いてお金をたくさん稼いでいこうと勢い込んでいたが、仕事の厳しさに打ちのめされて、もらえる給料は少なくてもいいから、責任が重たくなく、誰にでもできる単純作業の仕事を探してみようと思った。
そして、毎日働くということは自分には向いていない。実家暮らしなので今のところ月5日程度働けば、必要な生活費はなんとかなるから、それでいいだろうという考えに至った。
必要な生活費分だけ働くという考えは、以下の本から参考にした。
著者の大原さんは、必要な生活費分だけ稼げばそれでよいという考え方の持ち主。
普通の社会人ならば、最低週5日以上働かねばならないが、大原さんはその逆で週2日のみの労働をしている。
具体的に週2日介護の仕事をして、月7万と必要な生活費分のみを稼いでいる。
最近週休3日制の導入が話題になっているが、それを大きく上回る驚きの週休5日制だ。
大原さんは、仕事が全くできず怒鳴られることが多かったので、もう毎日働きたくないということで、このような生活に至ったのだとか。
物欲がなく、暇な時間を読書や散歩などお金のかからない趣味で過ごし、貧乏ながら毎日を楽しく生きている。
著者の石井さんも、大原さん同様仕事が全くできず、引きこもりがちに。
使われなくなった古い校舎で他の数名のニートたちと共同生活を送りながら楽しく暮らしている、
必要な生活費は月に約2万とのこと、破格のリーズナブルだ。
集落には単発の仕事が多く、梅取りや草刈り、キャンプ場、旅館の手伝いなど、誰にでもできる簡単な仕事をして必要な生活費を稼いでいる。
大原さんと石井さんが教えてくれたのは、必要な生活費を削れば削るほど、必死こいて働く必要がなくなるということだ。
宝くじに当たらなくても、特別なスキルや才能がなくても、誰でも簡単にあまり働かずに自由な生活を送ることができるのだ。
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