足るを知る
働かずに暮らすにはどうすればいいのか。
馬鹿な事考えてねえで、真面目に働けよ。
真面目な社会人生活を送っている方から、そんな批判的なコメントが来ることは間違いないだろう。
大半の人は、毎日朝早く起きて会社に行き、夜遅くまで残業をし、それを週5日以上繰り返す生活を送っていることだろう。
そんな苦行を当たり前のようにこなしている、まっとうな人たちをわたしは心の奥底から尊敬する。
ちょっと嫌みたらしいかな。
はっきり言うと私からすると働き過ぎだなと思う。
はっふざけんなよ
そんな私は何をしているかって?
ここまで読めばお分かりだろうが、まあまっとうな職には就いていないだろうなと思う方がほとんどだろう。
実際にその通りだ。私は定職にはついていない。
じゃあバイトでもしているのか。
その通りだ。実家が裕福というわけでもないのである程度の生活費は必要だ。なので全く働かないというわけにはいかない。
まあ、月に5日程度日雇いをして暮らしている。
日雇いはフルキャストなどの人材派遣に登録していて、私のアドレス宛に単発のお仕事紹介メールが頻繁に届くので、楽そうだなと思う仕事に応募して働くというのを繰り返している。
以前は日雇いの他に、ウーバーイーツの自転車配達も頻繁に行っていたのだが、最近はほとんど鳴らなくなってしまった。
自転車は完全にオワコン。バイクでやるしかないのか。
だがバイクは自転車と比べて値段や維持費が高いので、できれば購入したくない。
月に5日しか働いていないのか。どうしょうもないやつだな。
本当にそうだろうか。
今のところ実家暮らしなので月に5日程度働けば必要な生活費分は賄える。逆にそれ以上働く必要があるのだろうか。
まあ、いくらか貯金に回すためにもっと働いた方がいいとは思うが。
足るを知るということわざがある。
欲張らずに、現状に満足しなさいという意味だが、確かにその通りだと思う。
人は何のために働くのか。まあいろんな理由を挙げてくる人がいるかもしれないけど、一番多いのがお金を得るためだろう。
お金がなければ生活ができない。だから仕事をたくさん頑張ってお金を稼ごう。
だが、そう思って必死こいて働いている人に問いたい。
もう十分なんじゃないかと。
お金はたくさん得てるけど、働き過ぎてストレスをためて辛い。
そう感じている人にお勧めしたい本がある。
著者の大原さんは、題名通り年収90万のみで暮らしている。
年収90万か( ´艸`)
馬鹿にする人が多いかもしれない。
おいおい、そんなんで楽しく暮らせるのか。超貧乏じゃんと。
平均年収が400万だからその約4分の1だ。
貧乏の中の貧乏。だが大原さんはそれでも幸せに暮らしている。
我々が貪欲すぎていたのかと思えてしまう程、今までの常識が嘘みたいにぶっ壊れる衝撃的な内容なのでぜひ読んで欲しい。
中田敦彦が詳しくユーチューブで解説している。
さて、まあ全く働かずに暮らすというのは、やはり不可能だ。だが、なるべく働かずに、質素倹約して、最低限度の労働のみで暮らすというのは誰でも工夫すればできるのだ。
質素倹約と書いてしまったが、我慢してどケチな節約生活を送らないといけないというニュアンスになってしまうな。それだとハッピーライフではないな。
無理に我慢するのではなく、無駄な欲をどんどん捨てて、本当に自分にとって必要な欲のみにして、シンプルにすることでストレスなく自由で快適な生活を送ることができればもう満足だろう。
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