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足立区女性教師殺害事件

そこまで言って委員会で取り上げられた最後の事件。

足立区の小学校の女性教師が、同じ学校の警備員によって殺されてその自宅の床に埋められていた事件。

この事件が特殊だったのは、犯行が明らかになったのが、殺人の刑事時効を迎えた後のことだった。

殺人の民事も時効をむかえていた。

犯人が自首したのは、良心の呵責からではなく、自宅が区画整理に入って立ち退かねばならず、遺体が発見されてしまうからとのこと。

上田晋也の過去問でもこの事件がとりあげられていて、記者のインタビューが犯人の男に直撃した映像が流されたが、とても反省しているようには見えなかった。

その後なんとか開かれた民事裁判で、4000万の損害賠償を遺族に支払うように犯人に命じたとのこと。

その後、本当に犯人は支払ったのか。

2010年に刑事訴訟法が改正されて、殺人の時効は撤廃された。世田谷一家殺害事件の被害者の宮澤みきお氏の父親らの活動によるものとのこと。

相棒のありふれた殺人は、この事件がモデルになっているのかと思った。犯人が自首したのは2004年で、ありふれた殺人の放映日は2005年の正月だから。