そこまで言って委員会の昭和の凶悪事件で、帝銀事件が取り上げられていた。
私自身が、帝銀事件をはじめて知ったのは、爆笑問題の日本の犯罪12選からだ。
犯人とされている平沢貞道元死刑囚は、無実だと主張する人は多い。代表的なのが作家の松本清張。
清張は事件の黒幕に731部隊の関係者を挙げている。警視庁も、当初731部隊の関係者をしらべていたみたいだが、なぜか著名な画家だった平沢貞道が逮捕された。
平沢を逮捕したのは、平塚八兵衛刑事とのこと。有名な刑事らしい。
平沢は裁判で無実を主張。だが、死刑判決が言い渡された。
その後、なぜか死刑執行されることなく、およそ39年間にわたって獄中で過ごした。
なぜ死刑執行されなかったのか。それは冤罪の疑惑が根強かったからか。
以下はウェキペディアから引用した文章。
最近高裁で再審開始が決定された袴田事件でも、死刑判決確定から40年以上経過しても、袴田巌氏が死刑執行されなかったことは記憶に新しい。
行員12名は毒殺された。薬物の知識がない平沢には犯行は不可能。動機も不明。犯人の顔を見た行員が、犯人は平沢ではないという証言があったとのこと。
ますます薬物に詳しいであろう731部隊が怪しく思えてくる。
そもそもなぜ12名もの人間を殺さないといけなかったのか。単なる強盗目的にしては多すぎる被害者だ。
帝銀事件は現在も再審請求中とのこと。真実が明らかになるときはくるのか。
平沢は1892年生まれということで、芥川龍之介と同い年か。