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将棋タイトル全冠独占者

来年度中に、藤井竜王が史上初の全八冠独占を成し遂げる可能性が高くなっている。

そこで今回は将棋タイトル全冠独占者を挙げていきたい。

羽生さんしかいないんじゃないかと突っ込まれそうだが、実はそうではない。羽生以前にも全冠独占した棋士がいたのだ。

戦前は名人しかタイトル戦はなかったが、戦後徐々にタイトル戦が増えていった。

升田幸三  三冠独占 名人九段王将

なんだ、三冠だけじゃないかと思われるかもしれないが、当時は全タイトルは3つしかなかったのだ。名人九段王将のみ。九段戦はのちに十段戦竜王戦に発展変更している

大山康晴  四冠独占 五冠独占  名人九段王将王位棋聖

タイトル戦が4つだった時に4冠独占、5つだった時に5冠独占を成し遂げている。

現在、将棋界唯一、複数回全冠独占した棋士である。

羽生善治 七冠独占 竜王名人棋聖王位王座棋王王将

タイトル数が7つの時に達成。全冠独占ときかれたら、大半の人はこの人の顔を思い浮かべるだろう。

補足

2016年から叡王戦が創設され、7つから8大タイトル制へ変更。つまり羽生が40代後半の時にできたので、藤井竜王がたとえ八冠独占したとしても羽生越えといえるかどうかは微妙なところだ。

また、升田大山の時にはタイトル戦はまだ少なかった。全盛期の時に八つあったら俺だってと、あの世で文句を言う権利があるだろう。

タイトル戦が6つだった当時、中原名人、五冠王が棋王戦で加藤一二三棋王に挑戦。

勝てば六冠独占だったが、ストレートで負けてしまい果たせなかった。