ぼっち低等遊民です。本日の名人戦第一局は、藤井勝利でした。
最年少名人の記録がかかるシリーズ。今回は20代で名人を獲得した人たちを列記していきたいと思います。
谷川浩司17世名人
最年少名人の記録を持っています。21歳2か月で名人に。この記録を40年ぶりに、藤井六冠が破れるかが注目になっています。
史上二人目の中学生棋士14歳でプロに。初タイトルは名人。29歳で四冠王に。
名人5期獲得で17世名人の称号を得る。タイトル獲得29期で歴代5位。
羽生善治九段
ご存知羽生九段。七冠、永世七冠、国民栄誉賞と数多くの功績を残し、将棋界の枠を超えて世間の人々から認知されている国民的棋士です。
平成の将棋界の第一人者として一時代を築きました。史上最強の棋士と評されています。
初タイトルは竜王。19歳で獲得。10代初のタイトル獲得者でした。
四冠王の時に、名人戦に勝利。23歳で名人に。
谷川九段に次いで2番目の名人獲得の年少記録です。
タイトル獲得99期。歴代1位。
中原誠16世名人
昭和の大名人。一時代を築いた大棋士のひとりです。
初タイトルは棋聖。20歳での獲得。当時の最年少タイトル獲得記録でした。
24歳で名人に。これも当時の最年少名人獲得記録でした。
30歳で五冠達成。
名人獲得15期。16世名人を合わせて5つの永世称号を得る。
大山康晴15世名人
羽生九段と並び史上最強の棋士と評されています。
タイトル獲得80期。羽生九段についで歴代2位。ただし当時はタイトル戦が少なかったので、比較は難しいです。
初タイトルは九段。27才で獲得。
ちなみに谷川九段は著書で大山氏の初タイトルを名人と記載しているが誤りです。
29才で名人。名人獲得通算18期で歴代1位です。15世名人の称号を得ます。
永世称号は5つ。
佐藤康光九段
羽生世代を代表する棋士のひとり。
初タイトルは竜王。24才で獲得。
28才で名人に。
通算タイトル獲得13期。
丸山忠久九段
29才で名人に。激辛流と評されます。ちなみに当時のタイトルホルダーの序列は順番に、
丸山名人、藤井竜王、羽生五冠だった。藤井竜王は聡太氏ではなく猛氏の方です。
佐藤天彦八段
28才で名人に。羽生氏に勝って名人になったことから世間から注目を集めました。
豊島九段
初タイトルは棋聖。28才で獲得。
名人獲得は29歳の時。
史上9人目の三冠、史上4人目の竜王名人を達成。
以上です。20代で名人を獲得したのはわずか8人。