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自分のものさしのみで相手を決めつけるな

にょろえもんのブログで、自分がされて嫌なことは他人にするなについての持論が書かれていた記事を読んでみてなるほどなと思った。

にょろえもんは、幼少期から偏食が激しく両親や教師から散々叱られていたそうだ。

他の子供たちは好き嫌いせずうまそうに食べているのに、どうして俺だけ...とひどく劣等感を感じていたとのこと。このくだりは、pha氏という有名なブロガーが授業中じっと座って授業を受けることがしんどく、周りの同級生に対して劣等感を感じていたのと似ている。

ニョロえもんの舌は普通とは異なる特別な感覚を持っていて、大半の食べ物を受け付けずおいしく食べることは体質的に不可能だったのだが、普通の舌を持っている人からは理解されずに苦しんできたのだ。

つまり、にょろえもんが言いたいのは、自分がされて嫌なことを他者にするなではなく、自分が嫌でなくても他者からすれば嫌なことなのかもしれないと考える方が大切だということだ。

相手を思いやるのなら、自分のものさしのみで偏見をもって判断するのではなく、相手を寄り添い、自分とは異なる相手の感受性が理解できるような豊かな想像力が必要なのだ。