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ルパン三世 THE FIRST

出典元 モンキーパンチ原作 トムスエンタテイメント制作 ルパン三世NETWORK

 

 

公開年 2019年

アルセーヌルパンが盗み出すことのできなかった秘宝、ブレッソンダイアリーを孫のルパン三世が謎の少女レティシアとともに、ナチスの残党たちと戦いながら、頂きに挑む。

ルパン三世おなじみのアクションシーン満載。CGでも、いい意味でいつものルパン三世だった。

レティシアの正体が、ナチスに両親を殺害されたブレッソンの孫娘であることは、ルパンによって種明かしされる前に容易に観客の我々にも推察される。

ランベールが中途半端な描かれ方をされている。序盤、孤児院から引き取ったレティシアに対して道具のように扱っていたのに、終盤で自分の命と引き換えに彼女を救った。悪い義祖父なのか、それともレティシアを真に愛していた、いい義祖父だったのか分からない。

ゲラルトは、熱心なヒトラー信奉者だったらしいが、なぜあの写真1枚だけでヒトラーは生きているとあそこまで確信できたのか。

また彼の年齢はいくつか。ランベールよりはさすがに若いだろうが。40代くらいか。

ヒトラーがルパンの変装だということは、種明かしされる前に、容易に観客の我々に推察できる。ゲラルトが驚いても観客の我々が驚くことはない。

アルセーヌルパンはブレッソンの助手だったとされるが、どのようにして二人が出会ったのか不明。

ラストシーンは、カリオストロの城を彷彿とさせる。ルパンが最後の別れで、レティシアに口にするセリフも、クラリスに対してお別れの際に言ったあの言葉と一緒。銭形や警察一同が最後にレティシアに敬礼するシーンも。