エタ非人

エタ非人についての動画を見た。

被差別部落の問題のもとになった身分差別を江戸幕府が作ったが、差別を強めるか弱めるかは、各藩主によって判断が分かれていたらしい。
非人は、生まれ持った身分ではなく、もともと農民だった人物が犯罪に手を染め奴隷階級に転落してしまったものであるとのこと。
善い行いをしたと役人から認められた者は非人の身分から回復することができたとのこと。
だがエタはそうはいかず、どんなことをしても一生エタのままで生涯を閉じねばならなかった。
エタの命は農民の7分の１と言われて非常に軽んじられていた。エタが農民によって一人殺害されるだけでは農民は裁かれることはなかったのだ。
江戸時代に真理衛門というエタの子として生まれた者は、差別の強い藩に生まれ非常に苦労の多い人生を送ってきたとのこと。
生まれ持った身分が低いからという理由だけで人々から見下されたり、無償で労働に駆り出されてしかもねぎらいの言葉もなく、冷たい言葉でののしられるありさまだった。
とにかく真理衛門という人物がかわいそうだなと思った。