今年度、藤井竜王は自分の保持するタイトルを全て防衛し、棋王を獲得して最年少六冠達成。同年度の史上初の4大一般棋戦制覇。
まさしく昨年度から始まった、藤井時代二年目にふさわしい内容だった。
来年度、4月に行われる名人戦で渡辺名人に勝利すれば、最年少名人、最年少七冠となる。
残るタイトルは王座のみとなり、来年度の全八冠独占の可能性が高まる。
現在の強豪棋士一覧
タイトル保持者
藤井聡太竜王 20歳 竜王王位王座棋王叡王棋聖 初タイトルは棋聖 17歳
無冠ながらレーティング上位者
豊島將之九段 32歳 史上4人目の竜王名人達成。史上9人目の三冠達成。
羽生善治九段 52歳 史上5人目の中学生棋士。七冠独占、永世七冠独占。
将棋界初の国民栄誉賞受賞。
平成の将棋界に王者として一時代を築いた。
1992年度の五冠達成から2018年度の竜王失冠
による無冠転落までの約25年間。
史上最強の棋士と評される。
佐藤康光九段 53歳 永世棋聖資格者。タイトル獲得13期を誇るトップ棋士
佐々木勇気八段 28歳 順位戦A級に昇級したばかりの若手のホープ。
2016年度当時、藤井四段の公式戦30連勝を止めた男
として注目を集める。
広瀬章人八段 35歳 元竜王、元王位。今年度竜王戦登場。名人戦プレーオフ進出
菅井達也八段 30歳。 元王位。タイトル獲得歴があり、順位戦A級在籍中のトップ
棋士。
斎藤慎太郎八段 29歳。 元王座。タイトル獲得歴があり、順位戦A級在籍中の
トップ棋士。
中村太一八段 34歳 元王座。順位戦A級に昇級したばかりのトップ棋士。
千田翔太七段 28歳。 朝日杯優勝、棋王挑戦などの実績がある。
増田康宏七段 25歳。 順位戦B級1組に昇級したばかりの若手のホープ。
新人王戦2連覇などの実績がある。
近藤誠也七段 26歳 23歳にしてB級1組に昇級し七段に昇段。順位戦初参加
から4期での到達は近年では異例のハイペースだった。
来年度A級昇級の有力候補の若手のホープ。
大橋貴大七段 30歳 藤井五冠とプロ入り同期
王位戦挑戦者決定戦進出などの実績がある。
B級1組に昇級したばかりの若手のホープ。
佐々木大地七段 27歳 叡王戦ベスト4。王位リーグ進出などの実績がある若手の
伊藤匠五段 20歳 藤井五冠と同い年の若手のホープ。
昨年度順位戦C級2組1期抜けを達成。今年度もC級1組
1期抜けを期待されたが、9勝1敗ながら順位の差で昇級
できず。
棋王戦ベスト4進出。
服部慎一郎五段 22歳 叡王戦挑戦者決定戦進出や王位リーグ進出などの実績があ
る若手のホープ。
本田奎五段 24歳 棋王戦挑戦などの実績がある若手のホープ。
注意 記事の訂正すべき点や誤字脱字がある場合は、お問い合わせお願いします。